比例代表選挙の意味と五輪の恐ろしさ

来なかった「第3次ベビーブーム」か…。
若者の困窮を放置し,自立支援を怠った国の責任でもある。
「草食化」とか,若者の意識変化にだけ要因を帰しちゃダメよ。
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比例上位あるいは一位の政治家は、有権者がどんなに落としたくても落とせない。
福島瑞穂しかり。
その政党に対して一定の票がある限り、個人選挙では落ちるかもしれない政治家も、
絶対に議員になる。

そういう政治家は、どこかの勢力にとって、絶対に議員バッジを付けていてもらわなければならないはずだ。
スポーツがらみでは、それは橋本聖子
元がスピードスケートだから、スケート連盟会長の部分だけが認識されているけれど、実際はJOCの手駒というか、JOCのために動く人間。
そして、どの団体ともいくらでもいつでも話ができるよう、
各競技団体の役職を物凄い数、兼任している。ありとあらゆる競技団体で役職を持っている。
これだけの肩書があれば、橋下聖子が実質のJOCそのものである可能性まである。
その上のお飾り会長は、まず何も解っていない名誉職であるに過ぎないだろう。
いつも比例上位の名簿にあり、個人的に何の仕事もしなくても落ちることはない。
いや、むしろ、何にもしようとしないからこそ、担いでおくのに都合がいい。
そういう人物として重宝されているからこそ、どんな不祥事を起こしても
全会一致でJOCが慰留し、JOCの構成員である各競技団体も、
もろ手をあげて橋本聖子JOCに起きたがる。
多分、馬鹿だからこそ、都合がいいのだ。
何を聞いても、裏の意味にも感づかず、その影響を深く考えることもなく、
あるいは危ないと思えば「私は専門ではないから」と逃げて見ないふりをする。
実権は各団体で持てるし、政治家もあれこれと勘ぐられず使いやすい。
裏の意味、二重の意味に感づいてしまうような人間は
警戒して、重要な情報からは引き離しておかなければならない。
それが政治の世界。
橋本聖子ならその心配はない。頭が足りないからだ。
言われたとおりに動くだけだ。
だから、比例上位には欠かせない。
特に、スポーツを政治に利用したい場合には、重宝するだろう。

元スポーツのメダリストなどが他に重宝するのは、競技を通じて世界にツテやコネをもっていたりするからだ。話ができる知り合いのつながりが世界のあちこちにある。
東京五輪誘致に関する票集めにも、柔道連盟の重鎮が世界をロビイして回り、
柔道票が東京五輪に来たのが大きかったという報道もあった。

オリンピックはただのスポーツの世界大会でないのは、政治的にとても重宝する大会だからだ。国が関わり都市開催の建前は無くなったも同然で、国家予算と結び付けられる。
そのマネー狙いのビッグビジネスも動くが、
政治家としても、政治や外交と切り離した形で、国家元首クラスから国の上位の権力層が顔合わせできる特別な言い訳だ。
首脳会談など、普通の政治の世界では、合うことはとても重要な合意や決定があることを意味するから、滅多なことでは会えない。
しかし、五輪は、そしてそのための準備と称する会合は、そういう面倒を避けておいて、顔を合わせて話す機会を頻繁に持てたり、他の何かの感触を探ってみたり、あれこれととても使いやすい理由になる。

その五輪がアジアに集中して開催されることが一番の懸念。

今までは、IOCは五輪の各大会を、別の地域や大陸に、順番に回して、一つの地域に偏らないように選んでいた。
しかし、今は日中韓の三国に固めて開催されるように持って行った。
五輪を政治的に有効なツールとして売り込み始めたのは、バッハ会長に変わってからだろう。
彼の思惑通り、南北朝鮮を近づける契機にするために、平昌五輪は使われた。
スポーツを言い訳にして、北朝鮮を動かし、南北を近づけた。
それは、いまだに第二次大戦後の分断休戦状態のまま、どうにもできない南北問題を
世界各国の政治としても、どうにかしたかったのかもしれない。
南北朝鮮がどうにかならない限り、第二次大戦はいつまでも引きずられるが、
朝鮮民族は自分たちではそれをどうすることもできず、忘れた振りをしてずっとなし崩しにしようとしている。
いや、北朝鮮はどうにか自分たちが韓国を吸収しようとしているし、それに近づいてきた。韓国はそれに取り込まれて親北派が大統領になり、民族統一の美名のもとに、
共産主義国家に飲み込まれるのか。
もともと韓国とは、共産主義拡大への防波堤として作られた疑似国家だ。
今はもう、世界は北による南:韓国の赤化統一を容認しているように見える。
それにつれて日本の防衛ラインも日本海に降りてきて、海岸線の防衛が重大事になるだろう。
それが目に見えるところまできた。

あるいは、親中派などには、東アジア経済圏構想がずっとある。
EUのような統一された経済圏を、東アジアの日本と中朝韓で作ってしまおうという構想だ。
政治も経済も、五輪を言い訳にして、東アジアでのっぴきならない関係を構築してしまおうという「東アジア経済圏構想」には、これ以上ない目くらましと言い訳になる。
日韓トンネルを掘り、日本から北京にまで高速鉄道を繋いだり、どうでも腐れ縁を深めて逃れられないようにしてしまうような方向に持って行きやすい。

五輪に絡んで政治家があれこれ動く限り、スポーツだメダルだと浮かれていたら大変なことになってしまいそうだ。
まったく関係のない遠い地域なら、例えばリオ五輪なら、大した心配もなく
スポーツの中味を楽しんでいればいいだけだろう。
しかし、韓国、東京、北京と東アジアが続き、その準備のために、政治家や経済界が頻繁に顔を合わせ、その上まだ、札幌に五輪を誘致するだの東北に復興五輪を誘致するだのの話が具体的に起こり、そのために(特に札幌五輪誘致のために)橋本聖子が走り回っていて、アジア大会などの国際大会を北海道で次々と開催しているという現状では、スポーツどころではなく、背筋が寒くなる。
そして、その橋本聖子は今度は北海道の知事になると言う話もある。

東京都が開催するはずの東京五輪は、いつの間にか日本という国家が開催するようにすり替えられた。
NHKが、何かと「東京オリンピックパラリンピック」と全国放送で煽っている。
国の予算がいくらつぎ込まれても、おかしいと思う人もいないように持って行かれている。そして、いつの間にか「復興五輪」として、東北とも結びつけられた。

東京都にある余剰金の使い道として、安価に開催できるという触れ込みだった東京五輪は、いつの間にか各国の予算をはるかに超える巨大資金が「国税から」つぎ込まれ、そして、復興庁にある復興資金に手を出す言い訳にもつながれてしまった。
どこが、誰が、何が、これだけ「オリンピック」を目くらましにして何を動かそうとしているのか。
五輪が東アジアにだけ集中開催される意味は何か。

根拠もない懸念ながら、その懸念は払拭されるどころか、大きくなるばかりだ。


47NEWS @47news   
速報:島根県隠岐の島町によると、同町西部の海岸に8日、
北朝鮮から来たとみられる4人を乗せた船が漂着した。