体操協会パワハラ問題 反省文要求 厳重注意

体操協会 宮川に反省文を要求 | 2019/3/9(土) - Yahoo!ニュース

体操協会、宮川選手に反省文要求 池谷幸雄氏に厳重注意

3/9(土) 17:25配信
   
 日本体操協会は9日、理事会を開き、リオデジャネイロ五輪女子代表の宮川紗江選手(19)が「パワーハラスメントを受けた」と塚原光男副会長(71)と塚原千恵子・女子強化本部長(71)を告発した問題で、宮川選手の一部の言動が千恵子強化本部長の名誉を傷つけたなどとして、宮川選手に反省文の提出を求めることを決めた。反省文はすでに提出されているという。

【写真】報告書は出たが…疑問残る「終幕」

 協会が設置した特別調査委員会がこの日、調査報告書を公表して関係者への対応を提案。理事会がその内容通りに決定した。塚原光男、千恵子両氏の言動も不適切と認定したが、昨年12月の臨時評議員会で謝罪し、2人とも任期満了で役職を退くことが決まっていることから、新たな処分や対応はなかった。

 このほか、具志堅幸司副会長には記者会見での発言に問題があったとして、会長厳重注意(顚末書と謝罪文提出)、ソウル・バルセロナ両五輪メダリストで協会会員の池谷幸雄氏はテレビで推測による発言をして同協会の信用を失わせたとして、会長厳重注意(誓約書の提出)とすることを決めた。

 日本体操協会は昨年12月に第三者委の「不適切な言動はあったが、パワハラは認定できなかった」とする調査結果を公表して両氏の職務停止を解除する一方、特別調査委員会を設けて調査していた。調査委の対象は「不適切な言動」でパワハラの有無は対象になっておらず、理事会も関係者に反省文の提出を求めるなどに対応をとどめ、懲戒処分には至らなかった。


塚原光男氏の話

 今回の決定に対して直接コメントはできないが、体操界の発展のために努力してきた。どういう形であれ、これからも努力していく。



体操協会パワハラ問題で、池谷幸雄氏に厳重注意「風説を流布」(デイリースポーツ)
なんつーか…。具志堅さんにも注意が入ったのか…。
塚原夫妻怖ええええええ。どんだけ力持ってんだ。怖ええよマジで。北◯鮮か。


体操協会パワハラ問題で、池谷幸雄氏に厳重注意「風説を流布」

3/9(土) 19:50配信   デイリー

 日本体操協会は9日、都内で理事会を開催した。リオデジャネイロ五輪女子代表の宮川紗江(19)=高須クリニック=を巡る塚原光男副会長(71)、塚原千恵子女子強化本部長(71)のパワハラ問題に関して、一連の騒動の問題点を検証する特別調査委員会が報告書を提出し、理事会が承認。問題に関わった各人への懲戒処分は見送った上で、宮川に反省文提出を求めるほか、塚原夫妻に謝罪を求めるなどの対応を決めた。

【写真】宮川紗江によるパワハラ告発会見

 一連の問題を調査していた第三者委員会は昨年12月、塚原夫妻による宮川へのパワハラを認定せず、日本協会は夫妻を復職させることを決定していた。その上で、特別調査委員会がこの日、調査の結果、各人が協会の規定に違反や抵触があったかどうかを報告した。

 宮川については「選手とコーチを引き離そうとしている」と、決定的な証拠もなく塚原強化本部長の関与を訴えたことなどについて、倫理規定に抵触すると判断し、反省文の提出を提案。すでに宮川からは自主的に提出されているという。塚原夫妻には謝罪や、任期満了による役職の退任を求める。

 また、具志堅幸司副会長(62)は「18歳の少女がうそをつくとは思えない」などと公正に欠く発言があったとして厳重注意(顛末書と謝罪文提出)、谷幸雄氏(48)に対しても「風説を流布した」として、厳重注意(誓約書)を決めた。

 池谷氏は昨年出演したテレビ番組で、宮川がコーチから暴力行為を受けていると告発した内部告発者について「千恵子先生としか思えない」と号泣しながら訴え、塚原夫妻を「永久追放」などと語った。しかし、その後、「申し訳ありません。僕が言う立場ではありませんでした」などと謝罪していた。

 協会側は、池谷氏のテレビ番組での発言について「正確性に欠ける疑いがあるものや推測であろう発言があり、風説を流布し本会の信用を失し、塚原夫妻を批判・中傷した行為に該当する疑いがある」とし、登録会員として倫理規定に抵触すると認定。誓約書の提出を求めることを決めた。



高須克弥認証済みアカウント @katsuyatakasu 1日1日前
パワハラって・・・受けたと感じたのがパワハラでしょ?万が一それが間違いだとしても反省文書く必要のあるのは加害者側ではないかな?僕の認識が間違ってるのかな?体操協会、宮川選手に反省文要求 池谷幸雄氏に厳重注意(朝日新聞デジタルYahoo!


高須克弥認証済みアカウント @katsuyatakasu 15時間15時間前
高須院長、宮川紗江へ反省文を提出させた体操協会へ「この処分がパワハラだと感じます」(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース

高須院長、宮川紗江へ反省文を提出させた体操協会へ「この処分がパワハラだと感じます」

3/10(日) 8:06配信 スポーツ報知

高須クリニック高須克弥院長(74)が10日までに、自身のツイッターを更新。高須クリニックがスポンサーとして契約した体操女子で16年リオ五輪代表の宮川紗江(19)=高須クリニック=が日本体操協会から塚原千恵子女子強化本部長(71)と夫の光男副会長(71)からパワハラを受けたと主張した問題で、宮川に反省文の提出を求めることを決めたことへ見解を示した。

【写真】速見コーチと宮川紗江の関係性は「DVカップルの構図」?

 高須院長は、反省文提出について「パワハラって・・・受けたと感じたのがパワハラでしょ?万が一それが間違いだとしても反省文書く必要のあるのは加害者側ではないかな?僕の認識が間違ってるのかな?」と指摘した。

 さらに連続ツイートし「僕はこの処分がパワハラだと感じます」と断じた。
再びツイートを更新し「宮川選手の力になりたいです。僕は宮川選手の味方を増やしたいです。支援するだけです。争いません」と思いをつづっていた。

 体操協会は9日に都内で理事会を開き、第三者委員会の報告で名前が挙がった5人の関係者を調査した特別調査委員会の提案を承認。宮川の反省文はすでに自主的に提出されているという。

 塚原夫妻については現職の任期満了による退任の意向を示していることなどを
「処分相当」と判断した。また、昨年8月に「(当時)18歳の少女がうそをつくとは思わない」と発言した具志堅幸司副会長と、協会会員でもある谷幸雄氏は一連の発言などが公正さを欠くとして会長厳重注意とし、池谷氏には誓約書の提出を求める。


  鶴見虹子 @kokogym0928 23時間23時間前
私は体操界しか知らない馬鹿な奴だと思われてるかもしれないけど、社会人として
それなりに努力して人一倍周りには気を使っています。でもそれを良いことに騙したり、馬鹿にしてくる人がいます。悔しいです。私は馬鹿ではありません。絶対見返してやりたいです。
 

宮川選手への反省文要求で露呈した、体操協会の根深いパワハラ体質

3/13(水) 6:01配信   DIAMOND on-line


● 被害者・宮川選手に反省文、 高須院長は「この処分がパワハラ

 「日本体操協会が宮川紗江選手に反省文の提出を求めた」というニュースを聞いて、暗澹とした気持ちに襲われた。パワハラを訴えた選手に、そのような仕打ちをする組織の根本的な勘違い体質に呆然とする。

 これを受けて、宮川選手の所属先である高須クリニックの高須克哉院長は、

 「僕はこの処分がパワハラだと思います」

 とツイッターで発言した。まったくそのとおりだと思う。

 報道では併せて、テレビ番組などで塚原夫妻や協会に対して厳しいコメントを述べた谷幸雄さんにも「厳重注意の上、誓約書の提出を求めることを決めた」と伝えられた。

 いずれも3月9日に開かれた日本体操協会理事会の決定だという。

 第三者委員会が昨年12月に報告書をまとめ、「塚原夫妻によるパワーハラスメントは認定されなかった」と結論づけたことを受けての動きだが、宮川選手と池谷さんを一方的に罰し、今後の言動や行動を規制するような決定に違和感を覚えた人々が少なからずいたのではないだろうか。

 日本体操協会のホームページを確認すると、処分を受けたのは宮川選手や池谷さんだけでなく、塚原光男副会長、塚原千恵子強化本部長にもそれぞれ「謝罪」を求め、宮川選手の告発直後に「18歳の少女がうそをつくとは思えない」と語った具志堅幸司副会長にも「公正に欠く発言があった」として厳重注意(顛末書と謝罪文提出)の処分を決めたという。

 問題のあった当事者のすべてを罰し、問題発言のすべてを断罪する。このような処分が下されたら、「もう自由な発言はできない」「メディアには素直に言えない」と感じるのが普通だろう。つまり、日本体操協会は、協会に所属する選手や指導者、関係者たちの発言や心理までも支配する方向で動いているのだ。

● “レジェンド”の名誉を過剰に守る 結論を導いた、調査の恣意性

 第三者委員会の報告を聞いたとき、およそ公正な調査とは思えなかった。私の取材した実情と、調査委員会の報告はかけ離れていた。第三者委員会のそれはある方向からのみの調査であって、私個人が取材した程度の視点さえ欠落していた。それゆえ、恣意的な結論ではないかとの疑念がぬぐえなかった。それでも、その時点で大きな声を上げなかったのは、「スポーツ界のレジェンドを必要以上に汚すことの是非」を考えたからだ。


 報告書は、功労者であり、ヒーローであった塚原光男氏と千恵子氏の名誉を守る内容だった。同時に、塚原光男氏は、名誉が保たれれば夫人ともども任期を待たず、公職から退くことを明言していた。つまり、断罪されなくても自ら「居座らない」ことを約束した。それであるなら、過剰にレジェンドに泥を塗る必要はないではないか。そのような思いが、メディアの中にも働いていたように思う。

 ところが、今回の体操協会の決定は、そのようなバランス感覚をも冒涜し、逸脱するものだ。3ヵ月経って、ほとぼりが冷めたころ、あの第三者委員会の報告を絶対的な事実のように根拠づけて、各方面をバッサリとやったのだから

 競技に取り組むために、なぜ個人の感想や気持ちまで支配される必要があるのか?

 協会とは、発想の自由を奪い、ひとつの考えに統一し規制するために存在する組織なのか?

● 「オリンピックが最高の舞台」 だからこそ逃れられない選手たち

 もしこれがプロレスなら、さっさと離脱し、新団体を立ち上げることもできる。しかし、大半の競技はそれができない。なぜなら、「国内を統括する競技団体はひとつ」と決められ、分裂や分立したら「国の助成が受けられなくなる」上に、
「オリンピックに参加できなくなる」という、IOC(国際オリンピック委員会)の基本姿勢もあるからだ。


オリンピックがスポーツの最高の舞台とされているため、スポーツ界は結局、オリンピックに支配されている。数年前、日本のプロ・バスケットが分裂していることを国際連盟が問題視し、そのままでは国際大会への参加を認めないと警告されて大騒ぎになった。

 Jリーグで実績のある川淵三郎氏に「救世主」の役割を求め、現在のBリーグに統一された。つい先日、男子バスケットボール日本代表はアジア予選でワールドカップ本大会出場を決め、東京五輪出場に大きく前進した成果も、国内組織の統一がなければ叶わなかったからで、統一は美談とされている。

 だが、一方で私は、「なぜ、オリンピックに出るために支配を受けねばならないのか?」、その論点が一切ないことに不満を覚えている。BJリーグには独自の発想と挑戦があった。そのことを「オリンピックに出るため」に、否定されるのはスポーツの真の発展を妨げることにならないのか? 残念ながら、盲目的にオリンピック支配を受け容れるいまの日本のスポーツ界には、こうした視点や議論さえ一切ない。

 最近、多くの場面で「エンパワーメント」という言葉を耳にする。元々は女性の社会進出を支援する分野で使われ始めたようだが、国際女性デー(3月8日)に関連したシンポジウムで、ジェンダー開発政策専門家の大崎麻子氏(プラン・インターナショナル・ジャパン理事)はエンパワーメントの意味を、「人生の選択肢を広げる」「自分で決める力をつける」と、明快に説明していた。

 「自分で決める力をつける」のが本来の教育や人材育成の根本にあるべきなのに、スポーツ界はなぜ、「自分で考えない体制」を目指し、「組織で決めた方針以外は議論も遮断する」、前時代的な体質を維持し続けるのか。
そして、社会から非難を受けるのではなく、「国の支持を受ける」という、おかしな力学で動いているのか?

 大崎氏は、「リーダーシップ」についてもこう話してくれた。

 「『君臨する』『人の上に立つ』といった狭義のリーダーシップではなく、『よりよい環境や社会を創る』。そのために『変革を起こす』人材こそがいま求められるリーダーの資質です。国際社会が『持続可能な開発目標(SDGs)』を目指す時代のリーダーシップは、『誰一人取り残さない』『社会を変革する』『みんなでやる』ことが重要です」

 スポーツ界から一歩外に出れば、世の中は大きく変わり、一人ひとりを大事にする社会へと変貌する努力が全世界的に重ねられている。それなのに、スポーツは平気で逆行している。
    ● 相撲協会高野連にもはびこる 旧態依然としたスポーツ界の支配体質

     スポーツ界は、旧態依然の支配体質を維持しようと頑なになっている。

     改革を提唱した「平成の大横綱」をいびり出した格好の日本相撲協会にもその体質を感じる。


     『春季大会での「1試合100球」の球数制限導入』を決めた新潟県高野連の決定に横槍を入れ、「再考」を求めた日本高野連にも同じ懸念を感じる。

     選手の健康や体調を最優先するのでなく、自分たちの面子を優先し、都道府県の高野連を傘下に収め、上意下達を再認識させる日本高野連の困った感覚もさることながら、「新潟県に追従する都道府県はないのか?」とのメディアの質問に「ひとつもない」と答えた、その質疑応答にも、深い闇を感じる。

     他の都道府県高野連は、新潟県高野連ほど切実に選手の健康を案じていないのか? 日本高野連が怖くて行動できないのではないか? だとしたら、その体質自体を猛省し、危険だと感じるのが、心ある「教育者」の当たり前ではないか? そのような感性は日本高野連にはないという証明だ。

     このように、日本のスポーツ組織は、根本的な病理を抱えている。

     日本体操協会の問題に話を戻そう。

     体操を愛し、体操を「もっとうまくなりたい!」「もっと多くの人に楽しさを伝えたい」と情熱を持つ愛好者の集まりが本来、日本体操協会ではないか?

     だとしたら、理事会で話し合う方向性はまったく違うように思う。

     「色々あったけれど、猛省し、みんなで意見を出し合い、自由な発想をぶつけ合う組織に変えていきましょう」そのような前向きな方向性が基本ではないのか? そういう感覚がないことが致命的だ。このような組織なら、日本体操協会も、日本高野連も、根本的な組織改革と人事刷新をしなければ、社会に責任を果たせないと私は感じる。

     (作家・スポーツライター 小林信也)



    大リーグでは、投手の球数を制限し、連投を避けて、選手の身体を守ることは
    当然のこととして行われているそうだ。


    ある一試合の結果や数字がよかったことは、その人の人格を何ら保証しない。しかし、横綱に神事として高潔であることを求めるのに近い気持ちで、
    他のスポーツにも人格者であるような側面を期待するのが日本の通例だ。
    お相撲さんは「気は優しくて力持ち」
    それだから、人は安心している。
    武道に優れた体力のある人間が、その力を暴力や犯罪に使うなら、
    一般人はとても安心して近づけない。
    しかし、現実には「メダルは取ったものの、一般の仕事には不向き」な人物を、第二の人生で何とか生活の面倒をみてやらないといけない場合に
    協会の役職に付けて養うという例もあると思う。