スケート連盟の収入と選手の収入 ロシアのドーピング
ひとつ大きく異なるのは、選手の多くがショーという名の興業に出演して活動費を稼ぎ、その一部を連盟に上納していることだ。
人気の上下が興行収入に影響し、さらに選手の活動にも影響を及ぼす。
その後は平昌五輪開催の昨期こそ上昇に転じたものの、傾向としては下降傾向。
増益のほとんどは「特別事業収益」として記載されるチケット収入だ。
つまりJSFの潤沢な財産は、ファンが「買い支えている」と言っても過言ではない
ある経済評論家にJSFの財務状況を見ていただいたところ、「資産の増加に対し、
登録選手数の伸びが鈍い。つまり競技の普及・振興という定款に則していない」
「公益財団法人としては異例ともいえる正味財産を保有しているにも関わらず、
何かをやろうとしている形跡が見受けられない」とのご見解でした。
引退したメダリストたちが出ているもので
競技の試合とは別物だった。
グランプリシリーズは
才能ある選手でも資金難でリタイアせざるを得ない状況を変えるため
賞金が出る大会としてシリーズとして整備された。
それが、現役選手が試合にも出るが
同時にショーの目玉になるという形ができたのは日本から。
浅田髙橋の時代からだった。
そこから試合が選手の宣伝にもなり
現役選手がショー出演と掛け持ちするという形が広がった。
その頃には非常に少額だった出演報酬も増え
今では選手生活を支える資金源となってきた。
トゥクタミシェワ、フィギュアスケーターの収入源を明かす
スプートニク日本
記者のマリア・コマンドナヤ氏がインスタグラムで行ったライブ配信で、エリザベータ・トゥクタミシェワ選手(ロシア)は、フィギュアスケート選手の収入源を明かした。ロシアスポーツメディア「Sports.ru」が報じた。
トゥクタミシェワ選手によると、大半のフィギュアスケート選手はショーの参加から収入を得る。
トゥクタミシェワ選手は「大会の間に時間があり、かつ体力と健康があるときは、時々ショーで滑ります。悪くない車代ほどはかなり稼げます」とした上で、1ヶ月は「客演で滑る」必要があると続けた。
トゥクタミシェワ選手は、試合からは賞金の形で収入が得られるとしつつ、稼げるのはシーズンで「よく滑れた」場合のみだと述べた。
「ただ練習するだけだと、給料はそう多くない」と説明した。
トゥクタミシェワ選手(22)は、この競技の基準では自身が高齢だと述べた。彼女は10年間出演しており、これは通常キャリアが終わる頃だと考えられていると指摘した。その上で、あと1シーズンか2シーズンか、どれほど健康が持つかわからないと認めた。
トゥクタムィシェワ:私はもう老婦人と言ってもいい。
この先どれだけ身体が持つのかわからない。
アントン・ピリャソフ / Sport.ru / 2019/01/19
(マリヤ・コマンドナヤのインスタライブより)
お金について
「今シーズンのように調子が良ければ、賞金からもお金が入ってきます。ただ練習しているだけなら給料はそんなに高くありません。あるいは、ショーに出るのが、フィギュアスケーターがお金を稼ぐのに一番普及しているものです。
大会の間に時間があるときは、体力と身体が持つときには私も行くことがあります。ショーではたくさん稼げるので。1ヶ月のツアーで滑れば、割と良い自動車が買えるくらいに」。
欧州選手権に出場できないことについて
「欧州選手権については、そう、本当にがっかりしましたし、嬉しくありませんでした。状況が悪すぎました。コンディションを戻すのは間に合わないと頭では理解していましたが、とても出たかったんです。でも、これが人生というものです」。
引退について
「フィギュアスケートがどれだけ若年化しているのかを、私たちみんなが見ているでしょう。ですので、このスポーツでは私はもう老婦人だと言ってもいいでしょう。
この先どれだけ自分の身体が持つのか、1シーズンなのか2シーズンなのかはわかりません。でも、いずれにせよ今はキャリアの終盤と思われます。もう昔から、10年も滑っているのですから」。
トゥクタムィシェワ:
私の言葉が誤解されている。身体が許すうちは滑るつもり。モチベーションは残っている。(レオノワやコストナーへの)深い敬意を持っているが、身体と家族を優先したい。https://www.spb.kp.ru/daily/26928.5/3981891/?fbclid=IwAR0QwU9aY8o-ouwnFWaD8vwyLinMJ2YSny_B7gnFKzvn2aPlGLGiVupDSvY …
この記事の反響に対するコメントか。
私の言葉が誤解されている。身体が許すうちは滑るつもり。モチベーションは残っている。(レオノワやコストナーへの)深い敬意を持っているが、身体と家族を優先したい。https://www.spb.kp.ru/daily/26928.5/3981891/?fbclid=IwAR0QwU9aY8o-ouwnFWaD8vwyLinMJ2YSny_B7gnFKzvn2aPlGLGiVupDSvY …
この記事の反響に対するコメントか。
ロシアの女子シングルが低年齢の少女のジャンプで決まってしまうことについて
年齢が老婦人だと言っているらしい。
老人のように身体がボロボロであると言う意味ではないらしい。
今季ロシア国内選手権の結果。
ロシア女子は以前は比較的弱かったので、低年齢化させて4回転ジャンプなどを跳ぶことで結果を出すという方針に変えた。
ロシア選手のドーピング 失格処分取り消したCASへの上訴を棄却
>IOCの決定の正当性を認めず、ロシア選手が勝訴した異例のケースで長引く不正問題は混迷しそうだ。
ロシア選手の失格、認められず ドーピング、IOCの上訴棄却
すごい発言。幼いからこそ本当の事をポロっと言っちゃった、という気もするし、どうなるんだろ。
「正しいドーピング必要」 13歳の露フィギュア選手発言が波紋 - SANSPO.COM https://www.sanspo.com/sports/news/20190121/fgr19012123420003-n1.html … @sanspocomさんから
2019.1.21 23:42
「正しいドーピング必要」 13歳の露フィギュア選手発言が波紋
「正しいドーピング必要」 13歳の露フィギュア選手発言が波紋
SANSUPO.com
フィギュアスケート女子で13歳のジュニア選手、アナスタシア・シャボトワ(ロシア)が21日、自身の写真共有アプリ「インスタグラム」で「正しいドーピングが必要だ」と語った。この仰天発言が波紋を呼び、ロシア反ドーピング機関(RUSADA)はフィギュアスケート選手へのドーピング検査強化の意向を示した。
シャボトワはファンからの「安定的に演技するにはどうしたらよいか」との質問に「多くの薬物を服用すること。それがすべて」と発言した。
昨年の平昌冬季五輪で女子金メダルのアリーナ・ザギトワら有力選手を多数輩出しているモスクワ市内のスポーツクラブでも薬物を服用されているのかとの質問にも「もちろん飲んでいる」と語ったが、根拠は不明。
シャボトワは将来有望なトップ選手の一人。ロシア・フィギュアスケート連盟のアレクサンドル・ゴルシコフ会長は「ばかげた発言だ」などと述べるにとどめた。
(共同)
ロシアは以前から、薬物は普通に使用とされている。
中国が歴史ある漢方や薬膳をスポーツ選手に投与しているように。
ロシアのフィギュア選手、ドーピング告白相次ぐ ザギトワ選手所属学校の関与指摘に続き
Q&Aサイトとされるページ。ツイッターから
ベラルーシのミンスクで23日、フィギュアスケートの欧州チャンピオンを決める欧州選手権が始まり、平昌冬季五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワ選手が女子ショートプログラム(SP)でトップに立つなど、ロシア勢が注目されている中、同国からショッキングなニュースが飛び込んできた。13歳のジュニアの女子フィギュア選手に続き、14歳の別の選手も24日までに、ドーピングへの関与をうかがわせる発言をしたのだ。
スポーツ紙ソビエツキー・スポルト(電子版)などによると、利用者同士が質問や回答が出来るQ&Aサイトで、ファンの一人が14歳のダリナ・バリチェンコ選手に「『正しい』ドーピングって何。あなたもやっているの」と尋ねたところ、同選手は「何の(薬物)かによるけど、たぶん、やっているわ」と回答。
ファンが「あなたの発言はすぐにネットで広がって、皆から批判されるわよ」と指摘すると、バリチェンコ選手は「私はどうでもいい」と答えた。
ロシア・フィギュアスケート界のドーピングを巡っては先に、13歳のアナスタシア・シャボトワ選手が自身のインスタグラムで、安定した演技を行うためにドーピングが必要とした上で、ザギトワ選手が所属するモスクワのフィギュアスケーター養成学校「サンボ70」フルスタリヌイ支部でもドーピングが行われていると断言。シャボトワ選手はこの中で「『正しい』薬物を飲まなければいけない」と述べており、バリチェンコ選手への質問はこれを受けたものだった。
フルスタリヌイ支部は名コーチ、エテリ・トゥトベリゼさんが女子フィギュアのコーチを務め、ザギトワ選手以外にも銀メダリストのエフゲニア・メドベージェワ選手やソチ冬季五輪団体金メダリストのユリア・リプニツカヤ選手ら多くの名スケーターを輩出している。
シャボトワ選手のドーピング発言はメディアで大きく伝えられ、同選手のコーチやロシアのフィギュアスケート連盟関係者が「子供の意味のない発言」と打ち消しに走る中、ロシアの反ドーピング機関が調査に乗り出すと言明。一方、当のシャボトワ選手はその後「ばかなことを言ってしまった」と謝罪していた。
ベラルーシのミンスクで23日、フィギュアスケートの欧州チャンピオンを決める欧州選手権が始まり、平昌冬季五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワ選手が女子ショートプログラム(SP)でトップに立つなど、ロシア勢が注目されている中、同国からショッキングなニュースが飛び込んできた。13歳のジュニアの女子フィギュア選手に続き、14歳の別の選手も24日までに、ドーピングへの関与をうかがわせる発言をしたのだ。
スポーツ紙ソビエツキー・スポルト(電子版)などによると、利用者同士が質問や回答が出来るQ&Aサイトで、ファンの一人が14歳のダリナ・バリチェンコ選手に「『正しい』ドーピングって何。あなたもやっているの」と尋ねたところ、同選手は「何の(薬物)かによるけど、たぶん、やっているわ」と回答。
ファンが「あなたの発言はすぐにネットで広がって、皆から批判されるわよ」と指摘すると、バリチェンコ選手は「私はどうでもいい」と答えた。
ロシア・フィギュアスケート界のドーピングを巡っては先に、13歳のアナスタシア・シャボトワ選手が自身のインスタグラムで、安定した演技を行うためにドーピングが必要とした上で、ザギトワ選手が所属するモスクワのフィギュアスケーター養成学校「サンボ70」フルスタリヌイ支部でもドーピングが行われていると断言。シャボトワ選手はこの中で「『正しい』薬物を飲まなければいけない」と述べており、バリチェンコ選手への質問はこれを受けたものだった。
フルスタリヌイ支部は名コーチ、エテリ・トゥトベリゼさんが女子フィギュアのコーチを務め、ザギトワ選手以外にも銀メダリストのエフゲニア・メドベージェワ選手やソチ冬季五輪団体金メダリストのユリア・リプニツカヤ選手ら多くの名スケーターを輩出している。
シャボトワ選手のドーピング発言はメディアで大きく伝えられ、同選手のコーチやロシアのフィギュアスケート連盟関係者が「子供の意味のない発言」と打ち消しに走る中、ロシアの反ドーピング機関が調査に乗り出すと言明。一方、当のシャボトワ選手はその後「ばかなことを言ってしまった」と謝罪していた。
(共同通信=太田清)