フィギュアスケート“トンデモ”採点

Rhetorica @team_rhetorica 4月4日
こんどうたくや『スケートを辞めてから見えた、フィギュアスケート“トンデモ”採点』

>今年のヘルシンキワールド直後に発表されたコラム。絶対王者以外の選手が、あのSPの出来で、あの点数付きません。観戦しているよりも選手たちの方が、100倍もモヤモヤするでしょうね。納得出来ませんもの!


こんどうたくや|
スケートを辞めてから見えた、フィギュアスケート“トンデモ”採点


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レビュー対象=フィギュアスケートこんどうたくや=全日本スケーター(「ルパン 近藤」でyoutube検索)>>>しがないリーマン、多感な24歳。
初出=Rhetorica #03(URLほかのレビューも読む(URL

 フィギュアスケートの試合をテレビで観戦している際に、派手に転んでいたり、一度もジャンプに成功していなかったりした選手が上位になっているのはなぜなのかと、採点に対して煮え切らない思いをしたことはないだろうか。実は視聴者がしばしば抱くそうした思いを、選手はその倍、いや100倍は感じている。自分自身、選手時代からこの疑問に頭を巡らせて続けてきたが、本稿ではそこで辿ってきた道筋を簡単に記してみたい。
 煮え切らないジャッジが発生する状況は、実はある程度限られている。そもそもフィギュアスケートは、スポーツであると同時に芸術でもあり、その競技の点数はジャンプやスピンの成否に対する技術点と、表現力やプログラムのクオリティに対して与えられる演技構成点の合計ではじき出される。そして、技術点がある程度客観的に決まるのに対し、演技構成点の評価はジャッジの主観に依るところが大きい。もちろん、評価のための一定の基準は存在しているが、それ自体が競技を取り巻く状況に応じて変化していくものであり、決して不変というわけではない。つまり、演技構成点は依然としてジャッジの主観的な判断にある程度は委ねられているのである。そしてジャッジの心理としては、自分だけが他のジャッジと大きく異なる点数をつけることは避けたい。そのためジャッジは、無意識のうちに個々の選手の実績等からある程度の予想点数を見積もった上で、毎度の演技の評価に臨んでいる──というのが、少なくとも選手として競技をしていた時の自分の実感である。

 そうしたバイアスによる採点結果の歪みが最も顕著に現れるのが、絶対王者──
実力や実績、人気などで他を圧倒しているスター選手──の地位が脅かされそうになる局面だ。正当な評価が下されるならば絶対王者が他の選手にその地位を譲るはずの場面でも、絶対王者絶対王者であるという理由で、負けるはずの試合に勝ってしまう、あるいは僅差になりそうなところで圧倒的な大差をつけて優勝してしまう──
そんなことが往々にしてあるのだ。フィギュアスケートにおいては、そのつどの演技に対する評価という短期的な視点と、それまでの試合成績に基づく信頼という中長期的な視点が暗黙裡に同居している。そして後者が過剰にはたらいた場合に、観客や選手当人にとって一見納得のいきづらい不自然な結果が生じることになるのだ。

こうした不自然な採点の歪みに対し、異議申し立てがほとんど発生しないのもフィギュアスケートの特徴だ。その理由は大きくわけて三つある。一つは、ジャッジから安定した実力があると評価される選手になれば、今度は自分自身がミスジャッジの恩恵を受ける側になるからである。二つ目は、そもそも採点に主観的な要素が入り込むことが避けられないフィギュアスケートという競技において、一度下された判定が覆ることはほとんどないからである。三つ目の理由は、二つ目にも関連するが、日本国内の大会においては、ジャッジがすなわち日本スケート連盟であるということだ。海外試合の派遣選手や強化選手の選定を行うのも連盟であるため、たった一度の不満な結果について「お上」に楯突くことが、長い目で見たときに果たして本当に得になるのかはわからない。こうした不条理の中で選手にできることといえば、せいぜい「評価される側に回ることができてない、実力の無い自分が悪いのだ」と無理やり自分を納得させることくらいだ。まさに自分自身も、そうやって10年間競技を続けてきた。
 
このように、フィギュアスケートの採点におけるミスジャッジは、選手・ジャッジのそれぞれがモヤモヤを抱えながらも、結局は持ちつ持たれつの関係に寄りかかってしまっていることで生じているのだと言えなくもない。銀盤の裏側に隠されたこの微妙な力学は、世界に確かに存在している実力差を完全にひっくり返すほどの力は持っていない。しかし、ただでさえ普段どおりの実力を発揮することが困難なこの競技にあって、不安定な選手の心をさらにざわつかせるには十分すぎるくらいのエネルギーを持っているのである。




(これだけが理由な訳ないだろ。
この人は国内大会しか出ていない選手だったし、
国際関係のことはまったく考慮されていない。
国際試合でのジャッジの証言なんか、まったくここには入ってない。
まともなジャッジは10%しかいないと言って辞めて行った人。
トップ選手がジャッジにならないかと誘われても、断る話。
ウチの(国の)選手が、何位以上に入らないと支援を打ち切られるから、協力(忖度)してほしいと持ち掛けられた話。
キムヨナが最高点を更新したらもらえることになっていた、ロイズの掛け金のことも知らないらしい。
ジャッジ同士の取引のことも入ってないし、まともな採点をしたら、
次からまったく呼ばれなくなったことも入ってないし。
ソルトレイク・スキャンダルでの露と仏の取引の話は?
メダルは独占させず、各国に一個までと囁かれた話は?
そういう理由も全部まとめとかないと。
出典探しも今頃もう面倒だけど。
いずれも、公正に採点しないほうが、何らかの利益があるということを示している。
そして、世界のジャッジが、ISUがそうである以上、日本国内だけで騒いでいても何ら是正などされないと。
日本スケート連盟は、歪んだISUに評価をもらえる選手を必要としているのだろう。

しかし、なんともひっそりと隠れて書いていることか。
どこのサイトだ?これ。
表立って意見表明することの危険性を如実に表しているなあ。)


>審判について選手側からも声が上がり始めましたね…
女子の回転不足の取り方にバラツキがあると意見してくれた小塚君。
自分達より良い滑りをしたのに負けた選手の目を見れなかったと語ったトランコフ氏。そして今回の近藤琢哉さん。

>これはトランコフより更に突っ込んだなあルパン。

>現役の時には、声に出せないよね(-_-)ウーム 

>やっぱりそうか、選手の方が思うに決まってるよね。しかもお上に楯突くって表現がほんとリアル。素人の我々ですらエッジや回転見て憤慨してるんだもの、技術的にもっと分かる選手や解説陣なら尚更。何故か日本の解説ではタブーだけど。

>離れたからこそ言える…ということなのか?現役時に到底 口に出すことも憚られる状況で競技を続けるのって 希望<<<<絶望 に近いものがあるのでは…(~_~;)

>派手に転んでいたり、一度もジャンプに成功していなかったりした選手が上位になっているのはなぜなのかと…5回も転倒したのに2位になった試合を観て、友達はおかしいと言い始めた。そして、よく分からない採点競技はおもしろくないと、
テレビでフィギュアをやっていても観なくなった。

>中学生がフィギュアスケートの採点の話題に対してボソッと・・
競技ってさぁ、"実施力"の優劣じゃん、なのに、その実施力が低くて結果を出せてない人や実施経験そのものが皆無の人達の集団がジャッジすること自体が狂気やろ。
 実績者だけでジャッジさせてみ、結果はまるで変わると思うよ」

>採点競技では(たぶん)国内最大手の吹奏楽でも、コンクールの採点システム自体はフィギュア旧採点以上にアレだが審査員は県予選の段階から「音大の先生、作曲家、指揮者、プロオーケストラ所属の奏者」等「実施経験豊富なその道のプロ」が、名前も顔も公表してジャッジしてるもんなー。

>フィギュア村の場合、吹奏楽で例えると「学生の時一度だけ全国大会出場経験があるが卒業後の進路は音楽と無関係」とか「中二までで終了」な経験者が全国大会の審査員に入り、あまつさえ佼成やシエナ(国内双璧のプロ楽団)のトッププレイヤーをディスりまくるような 状況なわけで率直に頭おかしい


>バレーボールのチャレンジシステムはインアウトやワンタッチの有無など審判判定に疑問がある場合再確認を要請出来る権利。
その為に設置しているカメラなんと25台!直ぐに映像再現出来る。
ジャッジ競技であるフィギュアこそこの様なシステムを導入するべき。
審判公正化技術は進化している。

>皆が薄々感じてることだけど、トップの選手や元選手の解説者が言えなかったこと。関係なくなったから書けたのかなと思い、なくならなければ口に出せないことに気づいてゾッとする

>2014年11月10日「ワイド!スクランブル」(テレビ朝日
フィギュアスケート解説の佐野稔氏が「おまけ」発言

2014年GP中国杯 フリー 5転倒 154.6 銀 オーサーの困った顔
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荒川静香さんは男子の演技解説ではテレビ番組の中で「クロス回数が少ないほうが技術が上」と断言したのに女子でクロス回数がめっちゃ多いキム・ヨナについてはスルーしていた。
こういうダブルスタンダードを平気でするから「信用できない」と思うんですよ。

荒川静香「チャン選手の場合はひとつの演技の中で3歩以上(クロスを)踏んでいることがないのが評価されている要因でもあるんですね」
「クロス数が少ないほどスケーティングスキルの評価が高くなる、ジャンプの出来栄え評価も高くなる」
(クロス;足を交差させるカーブの普通の滑り方。プログラム中にクロスが多いほど、単純なプログラムとなる)

プログラムの中のクロス数比較
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荒川静香さんはテレビ番組の中でキム・ヨナの演技構成についてフリップを出して解説しながらそれが「ザヤックルールに引っかかる」ことを指摘しませんでしたよね。そういうインチキこみで盛りまくったキムの架空の素晴らしさをもとにほめちぎった。「解説者」って嘘を言いふらすお仕事なんですか?

>日本スケート連盟の強化と審判の部門が同一組織に属する構造はモノいえぬ選手と権力集中を生み採点競技たるフィギュアに必須の公正な第三者審判の実現を阻害しているとの元選手ルパン近藤琢哉氏からの指摘は慧眼だ。現にこの歪んだ構造が
強化スタッフ兼審判員の藤井辰哉氏という『怪物』を生んでいる。

日本スケート連盟営利団体でも私的親睦団体でもなく公益法人である。様々な特権を享受できるのは公共の利益のために存立するからだ。ところが連盟は予算がずっと小規模な国でも行われ今や国際標準となっている大会のライスト配信を一向に行わず社会への利益還元が十分でない。特権返上してはどうか。


> の件が明らかにれば、日本国民怒り心頭だわな国の税金使って、自国のメダル候補の選手を悪質なリンクで調整させ、引き換えに男子の金メダルと繋がるんだから。点数とマスコミだけが連呼の絶対王者()まるで、裸の王様ね。色んなところで点と線が繋がって行くね。

の件が真央ちゃん引退後にちらほら聞こえるようになった理由に、もしも「それを口にしたらさらに真央ちゃんを攻撃するぞ」ってどこぞの連盟が脅していたとしても、私はちっとも驚かない。むしろその証拠をぜひ!となる。


>ローカルなら、はヌーさんスケート下手なのにあんな点数出ておかしい、くらい書いてほしいよね。あと、しょうま君の事ゲーム大好きとか体調管理無頓着だったとか、はヌーさんと似てるような印象操作もやめてほしい。中日新聞、最近は政治面でも東京の言いなりで、どっちが本社かわからないよ。

>本来演技について採点されるはずのPCSが、滑走選手によって左右されているのが問題なんだと思うよ。GOEもしかり。3回目の持ち越しだって以前貰った点数が出る事前提だから選択できるんでしょう。でなければ新プロを「付け焼き刃」なんて表現は出てこないもの

>改めて見ると本当に酷い採点…回転、エッジがあやしいジャンプでも
加点付きで認定される選手もいる一方で
こんなイチャモンレベルな採点をされるのは納得いかない。

>同じプログラムを滑って精彩を欠いてしまったら、それに対応する採点が為されれば良いだけのこと。真央さんにはできたじゃない。抜けたらちゃんとメダル圏外に落とせたじゃない。ジャンプ1本でメダル圏内に収まる選手と、そうじゃない選手がいるのが問題なんだって

>推し選手とそうじゃない選手。ここで既に差がついている。推し選手じゃない選手は失敗してしまえば、相応の点数がつく。推し選手なら途中でスパイラル止めても、転倒してスカートの氷叩いて立ち上がってもフリー1位になれる。転倒だろってレベルの体重のかけ方でも無しに出来る。クソだな